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カメラマン流 手抜き&安全 MacBook 清掃方法

こんにちは!

出張撮影 廣石春海写真事務所・カメラマンの廣石です。

ものぐさな私ですが、撮影で使うモノ、機材の清掃は頻繁に行います。

特にMacBookはこまめに綺麗にしてます。


と言うのも、仕事での撮影ではカメラとMacBookを無線で繋ぎ、

撮影した画像を随時MacBookに表示しながら撮影します。


大抵のお客様はMacに顔を近づけてチェックすることになりますので、

近くで見て頂く分、汚れがはっきり見えてしまいます。😅

屋外の明るい場所だと、特に汚れが見えるので清掃必須です。

どれだけ良い写真が撮れても、

食べかすとかハナクソが付いてるMacに映し出されたら、すべて帳消しですもんね。

お客様の気分を害さないためにも、こまめな清掃が必要です。



まずは、私のMacBook清掃の流れを動画にしたのでご確認ください。

平均5分でスピード清掃しています。



<市販の清掃グッズにご注意を>

MacBookは金属製なので薬品に強いイメージですが、意外と繊細です。

適当にティッシュペーパーとか洗浄液でゴシゴシ拭いていると、

アルミボディに跡が残ったり、傷がついたり、ディスプレーのコーティングが剥げたりします。

家電量販店で売っている「液晶画面用ウェットティッシュ」とかも

アルコールの濃度や添加物によって悪さをしますのでご注意ください。

私は2013年のMacBookProを適当な洗浄液で掃除して、ディスプレイのコーティングを剥がしてしまいました。

そんな失敗を踏まえて、

★MacBookにダメージを与えない

★短時間でMacをピカピカにする

方法と注意点、必要なものをご紹介します。

これまで職場や私物のMac 10台以上で試して問題なかった方法ですので参考になれば幸いです。

*この記事は2024年時点でのApple公式の清掃に関する情報を元にしています。



Step1 下準備

<キーボード掃除を楽にするアプリを入れる>

Apple公式のクリーニング方法によると、「すべてのケーブルを抜き、電源をOFFにする」とあるのですが、

実際そのようにすると、キーボード清掃時にキーを押してしまい自動で電源が入ってしまいます。


これは、最近のMacBookの仕様で、デイスプレイを開いただけで自動起動するようです。

個人的には電源ボタンを押すまでは起動しないで欲しいのですが、

いつの頃からか、このお節介仕様が標準となってしまいました。。


ターミナルを使った設定で、この自動起動を無効にすることもできますが、

デイスプレイを開いた時の自動起動を無効にするだけで、

キーを押した場合は自動起動してしまいます😢


いろいろ調べましたが、「キーを押すと自動で起動する機能」は無効化できないようです。

なので実際は、電源ONのままアプリでキーボードを一時無効にして清掃する事になります。


その時に役に立つアプリが「KeyboardCleanTool」です。



アプリを起動して”キーボード無効ボタン”を押すだけで、キーボードが反応しなくなりますのでキーボード清掃中にキーを押してしまっても、変な文字列を打ち込みません。

汚れが気になったらすぐ清掃できます。


アプリは無料で使用できますので

下記からダウンロードして下さい。



<使い方>

KeyboardCleanTool を起動したら、

 ”Click to start cleaning mode / lock the keyboard!” 

をクリックします。

アイコンが「青」から「赤」に変わります。

赤になってる間はキーボードが無効になりますので、思う存分キーボードを拭いてOKです。

「Click to start cleaning mode / lock the keyboard!」をもう一度クリックすると、解除されます。



Step 2 <大きなゴミを払う>

掃除機+馬毛の先端ブラシなどでディスプレイ以外のキーボードや隙間のゴミを吸い取ります。

ディスプレイはクイックルワイパーでゴミを払います。

*ブロア等で吹き飛ばす方もいますが、ゴミが隙間に入り込んでしまう気がするので私はできる限り吸い出す方向でやってます。


■馬毛の先端ブラシパーツ

馬の毛ブラシアタッチメント ダイソンV15V11V10 V7V6掃除機用ホースアダプター Amazonで1200円ぐらい ダイソンのブラシアタッチメントより少し柔らかい毛です。


■クイックルワイパー

お馴染みのクイックルワイパー。

ディスプレイ部分は傷つきやすいのでこちらを使います。



Step 3 <本体をアルコールで拭く>

私は、75%エタノール除菌液を柔らかい不織布ふきん(クレシア ハイジェネ ハンディワイパー)に含ませ、アルコールだけのウェットティッシュにして使用しています。


■クレシア ハイジェネ ハンディワイパー 100枚入

Amazonで600円ぐらい。


■CISIMON エタノール75%除菌スプレー 1000ml 詰め替え用

薬局やAmazonで売ってます。


エタノールは消毒液と同じです。

薬局で売っているエタノールを75%に薄めて使っても同じです。

無水エタノール99.9% 100ml に 25mlの水を加えれば75%アルコール除菌液完成です。

普通にウェットティッシュでもいいのですが、

漂白剤や重そう、アルカリ性の添加物が入ってない、アルコールだけを含んだウェットティッシュを探すのがめんどくさいのでやめました。


<本当にアルコール使っていいの?>

5-6年前までは、アルミボデイのMac清掃方法について諸説飛び交っていました。

というのもAppleが公式にアルコールを使っていいかを発表していなかったからです。

現在は具体的にどんなアルコールを使用していいかなどをAppleが正式に公開しています。

なのでその条件内であれば安心して使えます。


注意点

アルコールにしろ、洗浄液にしろMacに直で吹き付けないようにして下さい。

必ずクリーニングクロスや不織布ふきんに吹きつけて使います。



Step4<モニター清掃>

モニターはマイクロファイバー製のクロスを使うのですが、現在おすすめなのはこれです。


■エレコム クリーニングクロス 超極細繊維 Mサイズ クリーナー マイクロファイバー KCT-006GY

このMサイズは30cm×30cmと少し大きいので、四等分して使っています。 お値段は1700円ぐらい。15cm角のクロスが4枚作れて経済的です

洗えば、何度も再利用できます。

繊維の断面が複雑な形のため、皮脂汚れなどを強力に絡め取ります。

水や洗浄液を使わずとも綺麗になりますが、汚れが落ちにくい場合だけ少しだけクリーニングクロスを湿らせて拭き、すぐに乾いたクリーニングクロスで拭き取ります。

力を入れず、何度も軽くなぞるだけで指紋や皮脂汚れが拭き取れます。

コツは左右に往復させるのではなく、一方向に繰り返し拭き取ることです。


*注意点

マイクロファイバー製のクロスなら何でもいいですが、クロスによっては

研磨剤などが含まれているものがあるので避けてください。

カメラ用やメガネ用の表記なら問題ないかと思います。

力の掛け具合に注意してください、指の圧力で液晶を押し付けすぎるとディスプレーにダメージを与えてしまいます。

『優しく撫でる』を心がけて下さい。



以上が廣石春海写真事務所流、高速Macbook清掃法となります。

Apple公式の方法ではないですが、使う道具とNG行為をしっかり守れば

十分安全に短時間で清掃できます。


自己責任となってしまいますが、ぜひお試しくださいませ!


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